看護師の理想的な休日の過ごし方
- 2015年08月18日
- 休日
我々看護師に限らず、仕事をしている人なら誰でも楽しみなのが「休日」だと思います。
スポーツで汗を流したり、趣味に没頭したり、ショッピングをしたり
休日をいかに充実させて過ごすかが重要になってくるかと思います。
プライベートが充実していると、少し辛い事があっても
「また、明日からも頑張ろう!」という気持ちになることが出来るのですが
看護師の場合は他の職業とは違って、休日を思いっきり過ごすという事が難しい場合もあります。
ここでは
「クリニックで勤める看護師」と
「病棟勤めの看護師」の2種類に分けて
理想的な休日の過ごし方について、お話していきたいと思います。
クリニック勤めの看護師の場合
総合病院などと比べて小さなクリニックの場合は、休日の際に電話が掛かってきたりすることは少ないです。
ですので、休日は休日として割り切って過ごす事が比較的出来ます。
というのも、クリニックの場合は土日がお休みになる事が多いです。
ですので、患者さんが休日に診察に来て
「いや、昨日こんな風に言われたんだけど…」
などと言った電話が掛かってくる事がありません。
よって、休日は仕事の事を忘れて楽しく過ごす事が出来ます。
ただし、シフト制で平日休みがあると場合によっては、昨日診た患者さんが翌日病院に来ていて
「昨日、○○さんにこんな風に言われたんだけど…」
と言って確認の為に電話が掛かってくる場合があるかもしれません。
とは言え、常識ある病院であればこういう事はそこまで起こる事がないので、比較的休日を休日としてしっかり過ごす事が出来るのがクリニックで勤めるメリットの一つになります。
病棟勤めの看護師の場合
一方、病棟勤めの場合ですが、こちらはそういうわけにはいきません。
全部が全部とは限らないですが、入院患者の中には重病な患者さんもいる為に
「先日、どんな薬を飲ませたか?」とか
「調子はどうだったか?」とか
「帰り際に様子がおかしくなかったか?」とか
このような確認で電話が掛かってくることは意外と多かったりします。
と言っても、休みの度に病院から電話がかかってくるかと言うとそうではなく、あくまでも自分が担当している患者さんの状態に左右されます。
ですので最悪の場合、一定期間は休みの度に病院から確認の電話がかかってくるような状況にもなってしまい、休みの時でも電話を手放せないという悲惨な環境になることも考えられます。
このように、本来はゆっくりと羽を伸ばせるハズの休日に
「携帯を肌身離さず持っていないといけない」とか
「メールの確認をいちいちチェックしなければならない」というのは
なかなかしんどいです。
ですので、そういう患者さんを担当してしまった時は休日を思いっきり過ごすという事がなかなか出来ず、多少なりとも少し電話を気にしながら過ごしてしまうようになってしまうので「もう嫌だ!」と思うのは避けられないでしょう。
ただその代りに
それとは引き換えに病棟勤めの場合は夜勤手当などが入ってくるので、クリニックと比べてお給料が高くなる傾向にあるのが救いと言えます。
休日に仕事を100%忘れて過ごすという事は難しいですが、その分お給料が高くなると考えれば、少し贅沢な食事をしたり、レジャーを楽しんだり、他の職業やクリニックで勤める看護師と比べてプチ贅沢が出来そうです。
気持ちのリフレッシュ、大事ですよね
以上、クリニックと病棟勤めの看護師の休日についてお話しましたが
これはあくまで一例で勤め先によっても色々と違ってくるということは覚えておきましょう。
休日が休日らしくなかったりしますから、自分なりに色々と工夫をして充実した休みを満喫するように心がけて、気持ちをしっかりリフレッシュしていくことが重要だと私は今までの経験から思っています。