退職の際によくある悩み
- 2015年08月21日
- 悩み
新しい職場が決まって
「さあ、退職手続きをしよう!」
となった際、スムーズに退職が決まれば良いですけど実際は、患者様の対応や後輩の指導に追われて、思ったように退職までたどり着けなかったりもします。
退職するとなった時には今までの
「早く良い職場が見つからないかな」
という悩みとは別の悩みが出てきたりもしますので
このページでは、退職の際に良くある悩みについてお話していこうと思います。
▼目次
患者様の引継ぎが上手くいかない。
病棟看護師の場合、自分が担当している患者さんの引継ぎが、次の看護師へ上手くいかないとかいうことがあります。
こうした場合、どうしたら良いのでしょうか。
それは、時間を取って、次の看護師にきちんと内容を伝えてあげて、丁寧にその患者さんの注意事項を伝えるということです。
と言っても、お互いシフトが違うかったりもしますので、時には引き継ぎの時間が取れないこともあるでしょう。
そういう場合は、簡単な資料を作って渡すのがお勧め。
資料があれば、お互いのシフトが合わなかったり十分な時間が取れなかったりしても、効率的に引き継ぎすることが可能となります。
病院側の都合で転職先での勤務開始日が遅れる
すぐに転職先が決まったとしても
例えば「7月1日から来てください」と言われていたのに、先方の都合で「中旬からお願いします」と言われてしまい、勤務開始日が遅れてしまうことは珍しくありません。
こう言った事態になってしまうと、貯金がしっかりある人であれば大丈夫ですが、今の職場を辞めてすぐ働きたいと思っている人であれば、金銭面で問題が出てきてしまいます。
こういう時は、どうしたら良いのでしょうか。
先方からこのように言われてしまった以上は仕方ない部分もあるのですが、あなたにとってみると生活がかかっているので仕方ないで済ますことは出来ませんよね。
もし、転職時に看護師転職支援サイトを利用していたのであれば、コンサルタントに相談するようにしましょう。
絶対とはいきませんが、コンサルタントが病院側と交渉をしてくれて予定通りの7月1日から働けるようになることもあります。
もし、交渉が上手にいかなかった場合や転職時に支援サイトを使っていない場合は、今の病院に事情を説明して、少しだけ退職時期をずらせてもらえるかどうか相談してみましょう。
これに関しては、確かにこちらのわがままかもしれませんが、転職する本人にとっては死活問題なので、正直に理由を言えば退職時期を延ばしてもらえるかもしれません。
退職する際のお菓子の選び方
退職は、お世話になった人たちに、お礼としてお菓子を渡すのが一般常識になっています。
とくに病棟勤務している場合は、看護師の人数もドクターの人数もとても多くなってくると思います。
その時に気を付けるポイントですが、個装のもので、数は多めに、消費期限は長めのものを選ぶようにしましょう。
また、とくにお世話になったところの場合は、1人1人にメッセージを書いてカードを添えてあげるなどの工夫を凝らすのも喜ばれるかと思います。
病院は、業界的に狭い職種なので、退職した後もどこで誰に会うか分かりません。
しっかり、挨拶をしてお礼のお菓子を準備しておく方が無難です。
自分の勤務日が最後の日にお世話になった上司や先輩がお休みの場合は?
どこで働いていても必ずお世話になった先輩や仲間、上司が出てくると思います。
しかし、もし自分が退職する時にその人達がお休みだったら、そのままお別れしても良いのでしょうか。
そういう場合は、後日病院を訪れるようにしてきちんと挨拶をするようにしましょう。
退職する日は、伝言を残してもらうとか、メッセージや手紙を書き「また××日に挨拶しに行きます」と伝えておけば問題ないと思います。
そうすることによって、これからの人間関係も潤滑に回るようになるでしょう。
いざ、退職するとなったら悩みも尽きないかと思いますが、前もっていろいろ準備をしておくことで円満退職することは可能です。
特に、看護師の場合は患者様の引継ぎなど他の会社と違った悩みも出てくるかと思いますが、しっかり後任に伝えてフォローしておけば問題ないです。
これから、新しい職場で気持ちよく働くためにも
笑顔で明るく退社したいかと思いますので、退職時に出てくる問題や悩みは1つずつ片づけて気持ち良く退職しましょう。