先輩もうやだナースが経験した「こんな上司もうやだ!」
- 2015年08月04日
- もうやだ!
看護師に限ったことではありませんが
上司の存在って有り難くもあり、そして時には本当にうっとおしかったりしますよね。
これに関して言えば、本当に上司によって異なっているわけですが
比率的にウザい上司の方が多いような気がしているのは私だけではないはず(笑)
嫌味を言ってくる上司や、物凄く細かい部分まで指摘してくる上司。
時には、おせっかい全開でこちらのプライベートまで介入してくる上司など本当に様々です。
というわけで、今から私が実際に体験した上司に対して
「もう勘弁してよ!」と思った出来事を紹介させて頂きます。
▼目次
上司のおせっかいで休日まで予定が…。
私が看護師になって8年目だった頃に赴任してきた看護師長さんがいました。
とても性格が良く現場で口うるさいこともなかったので
私をはじめとして同僚も物凄く仕事がやりやすかったのですが、一つだけ迷惑なことがありました。
それは、勝手に人の名前でセミナーに申し込みをすることです。
この方は、物凄く向上心があって、当時もたくさんのセミナーに出かけていたみたいですが
そのセミナーに他の看護師も連れて行こうとするのです。
彼女的にはセミナーに積極的に参加をしてスキルアップしてもらいたいという意図だったのでしょうが
こちらとしては事前確認もなく勝手にセミナーに申し込みをされるのですからたまったものではありません。
4日勤の最終日にセミナーを入れられたり
こちらの休日の日にセミナーに申し込みをされていたりと本当に大変でした。
とは言え、相手も悪気があってではなく
私の成長を考えての行動の為、文句を言うにも言えません。
「休日の日にセミナーを申し込むのはやめて下さい」と言えればいいのですが
私の性格的にそれをいうことが出来ず、何度も休日の予定を狂わされました。
しかも、セミナー代金は病院もちではなく
自分持ちなのですから、たまったものではありません。
この方は暫くして他の病棟に移動したので
それを機に望まないセミナー参加から解放されましたが、あの時は本当に嫌でした。
小さな親切、大きなお世話といったところでしょうか。
それは買いかぶりだってば!おかげで疲労度2倍!
上記でお話した事例と同じ看護師長さん絡みの話なのですが
有難いことに、私はこの方からとても気に入られていました。
その為、先ほどお話したように、強引にセミナーに連れ回されていたのでしょうが…(笑)
評価してくれるのは嬉しいのですが、何事も限度ってものがありますよね。
今振り返ってもあれば買いかぶりだと思っています。
そして、その買いかぶりは私に悲劇をもたらしてくれました。
それこそが、新人教育の割合です。
プリセプターというのは
そもそもある程度経験を積んだ看護師に対して均等に回ってくるものだと思うのですが
この看護師長さんの時はほとんど私にプリセプティーをつけられることが多かったのです。
その為、当時の私の仕事は看護業務というよりは新人教育。
お分かり頂けると思いますが、プリセプターって物凄く疲れるじゃないですか。
出来の良い新人ばかりであれば良いですが、そんな出来の良い新人になることは稀ですよね。
おかげで、当時の私はいつもクタクタに疲れていました。
ただ、人に教えることをすれば自分自身もスキルアップ出来るので
お陰で看護師として、人間として大きく成長できたことは間違いないので
結果としては看護師長さんに感謝しなければいけないと思っています。
でも、出来れば「仕事=新人教育」という環境は、二度と経験したくないと心から思います(笑)
余計なお世話!私の恋愛に口出ししないで!
同じ看護師長さんの話を続けましたが、次は別の看護師長さんの話です。
それなりの経験と知識をもった方が看護師長さんという役職につくわけですが
それはあくまで看護師としてのスキルが買われての話ですよね。
ですので、その人の人格や性格はあまり考慮されていないような気がします。
人事の際に、その人の性格なども考慮はするのでしょうが
出世を狙っている方は、権力のある方の前で猫をかぶった行動が多いので
本当の意味で「考慮」されているとは言えないような気がしています。
ですので
ちょっと難ありの方であっても看護師長になるケースがあるわけですが
こういった方が看護師長になってしまうと、私たち看護師の身には色々と大変なことが起こってしまいます。
もちろん、仕事に対してのイヤミだったり指導だったりとありますが
それはまだ仕事に関することなので、個人的には割り切ることが出来ます。
相手にとっても部下の指導をするのが仕事ですからね。
でも、どうしても納得いかないこともあります。
それが、プライベートに関する口出しです。
私の場合、この看護師長さんから頻繁に
「恋人はいないの?」「良い年なんだから結婚したら?」
と恋愛に関してうるさく言われていました。
相手が男性だったら完全にセクハラですよね。
恋人が欲しいと思えばすぐに恋人が出来るほど世の中甘くないんですよ!(笑)
休憩室で一緒になると必ずこの話題。
最終的には「良い人紹介しようか?」と言ってくる始末でした。
上司であっても部下のデリケートな恋愛問題に口を出すのはやめて欲しいですよね。
ここにはここのルールがあるのよ?!
私が今まで接してきた上司の中で最も嫌だと思った上司。
それが今からお話する看護師長さんの話です。
この方は、結構大きな病院で働いていて、そこでも看護師長をしていました。
看護師時代からかなり優秀だったらしく
その能力が買われて若くして看護師長になったというエリートです。
そんな方が、私の病院にやってきて即看護師長のポジションにつきました。
外部の人間を入れて即看護師長にする病院側もどうなのかと思いますが
しっかりと看護師長としての仕事をしてくれれば私たち看護師は文句を言いません。
そしてこの方が看護師長となった新体制での現場になったわけですが、それはもう最悪の一言でした。
確かに、仕事も出来ますし動きもテキパキしており
優秀な人材であることは分かったのですが、新しい病院に合わせるという発想がなかったのです。
前の職場のルールで物事を進めたがるので、それに私たちはパニック状態。
本来であればミスではないようなことも
「そうじゃないのよ!」
と前の職場のルールを持ち出して怒り始める始末。
今、あなたが働いている職場は前の職場と違うのよ?!
と言いたかったのは私だけでないのはお分かり頂けるでしょう。
最初は「でもここの病院では…」と言っていましたが
言ったところで全く聞き入れてもらえなかったので
看護師の話を良く聞いてくれるドクターに相談して
上にかけあってもらい、指導をしてもらって何とか落ち着いた感じでした。
明日は我が身とならぬよう
以上が 私が上司に関して「もう嫌だ!」と思った事例の紹介となります。
こうして振り返ってみると、本当に色々な上司がいますね。
ただ、忘れてはならないのが、私自身も上司だということ。
下の子に「あの上司ほんとムカツク!」と言われないように、精進していこうと思います。(`・ω・´)b