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ブランク復職の注意点

結婚や出産など、色々な理由で一度現場を退かなければいけないこともあるでしょう。

でも、プライベートが落ち着いてきたり環境が変わったりして、
もう一度看護師として現場に戻りたいという気持ちが出てくることはあると思います。

今は、看護師の求人はたくさんあるので
復職したいと思えば、比較的簡単に職に就くことが出来るわけですが
職に就くことと、現場で以前のように活躍できることは別物だと思う必要があるでしょう。

なぜなら、あなたが現場を退いている間に、医療業界の技術も発展していますし
看護師に求められるニーズやスキルも変わっているからです。

この部分をしっかりと把握しておかなければ、現場で仕事をこなすのは難しいので
このページを使って復職時の注意点についてお話していこうと思います。

復職~前と同じ病院に務める場合~

運がよければ、あなたが以前働いていた病院に復職することが出来るでしょう。

当時の同僚などが勤めていれば、コネクションを使って職場復帰するのも難しくはありません。

復帰に関してのハードルが低いのは大きなメリットではありますが
このパターンでは自分の立場に気をつける必要があります。

馴染みの顔が多く、あなたにとって働きやすい環境だとは思いますが
今回はブランクを経ての復職であることは自覚しておきましょう。

以前勤めていた時にはいなかった新人看護師もいるでしょうが
現在においてはあなたの方が後輩になります。

ですので、新人看護師だからといって「先輩ヅラ」して接するのは良くありません。

ご存知かと思いますが、看護師業界の先輩後輩は年齢ではなく
その病院に何年勤めているのかということです。

「以前は…」と思う気持ちもあるとは思いますが、そこは謙虚さを持った対応が求められます。

そうしなければ、顔なじみの同僚の反感を買ってしまい
働きづらくなることは目に見えているので気をつけるようにして下さい。

「前、私が働いていた時は」は禁句!

以前と同じ病院で働く時に気を付けたいこと。
それは「前、私が働いていた時はこうだった」という主張です。

あなたが現場を退いていた期間に現場を大きく変化を遂げています。
ですので、あなたが知っている知識は既に過去のものになっているわけです。

それにも関わらず、数年も前の方法を持ち出すというのは少し違いますよね。

あなたが逆の立場だったらどうでしょうか。
当然、良い気持ちはしませんし「いつまでも前のことを言って…」と
相手に対して悪い感情を抱くと思います。

前は前、今は今。

このことをしっかりと頭の中に入れて行動をして
「勘違いちゃん」
にならないようにだけは十分に気を付けて欲しいと思います。

この過ちさえ犯さなければ、あなたの人柄や仕事ぶりはどんどんと評価されていくでしょう。

ブランク期間は想像以上の影響があることを認識しよう!

復職する際の心構えとして大事なこと。
それは「自分にはブランクがある」という自覚です。

ここを自覚していないと、現場に戻っても浦島太郎のような状態で、
以前自分が働いていた時の気持ちで働いてしまい
あなたの力を十分に発揮することが出来ません。

ブランク期間にもよりますが、一定期間現場から遠ざかっていると
その医療現場では色々なことが変わっていることでしょう。

ですので、あなたのブランクは想像以上に現場での仕事に戸惑いを与えるハズです。

でも、心配することはありません。
新人看護師をやり直す気持ちになって、今の現場の方法を学んでいけば以前と同じよう
直ぐに活躍することが出来ます。

また、ブランクがあるということを自覚して、現場での学習にも力を入れていきましょう。

先輩の看護師に話を聞くのは勿論ですが
時間が許せば、研修会にも積極的に参加するのが良いでしょう。

こういった地道な取り組みは、ブランクをもった看護師にはとっても重要なこととなります。

努力をしなければ、以前以下のスキル状態で働くので
病院に貢献することは難しいということは覚えておきましょう。

ママさんナースとして復帰する時はブランク以外も注意が必要!

今回の復帰が、ママさんナースとして…というケースもあるでしょうが
このようなケースはブランク以外にも気をつけることがあります。

それは、独り身で働いていた時期とは異なるという現実です。

独り身であれば、急なトラブルも特別なく
職場に迷惑をかけることもなかったと思いますが
子供がいる場合、予想外の出来事が起こってくるのでそこを把握しておくことが大事。

特に、子供が小さければ急な発熱などによって
職場を休まなくてはいけないことも出てくるでしょう。

ですので、そういった緊急の事態に職場が理解してくれるかどうかは
事前に病院側に確認しておくことが重要です。

ただ、事前確認で病院側が子供のことを理解してくれたとしても
頻繁に急な欠勤が続くようであれば、病院も良い顔はしないと思います。

ですので、託児施設が併設されている病院を探すのが理想と言えるでしょう。

病院に託児所が併設されていたり、病院内に育児施設が設けられているような環境であれば
育児と仕事の両立も難なく行えることと思います。

以上が、ブランクを経ての復職時に注意したいポイントとなっています。

周りの環境の変化への対応力が求められるだけでなく
一からスタートするという謙虚な気持ちも必要になってくるので
これから職場復帰する方は、この2点を頭にいれておくことをお勧めします。

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