転職サイトが活用できなくて、もうやだナースのあなたへ

できるコンサルタントの見分け方は？

看護師転職支援サイトを使う転職で重要なこと。
それは、コンサルタントの質だと思います。

看護師に例えて説明すると
仕事の出来る看護師さんに担当してもらった方が、患者さんは喜びます。
でも、出来ない看護師さんに担当されてしまうと、患者さんは色々とストレスを抱えてしまいますよね。

このたとえからも分かるように
転職支援サイトにおいても、出来るコンサルタントを味方につけることが重要です。

ですので、看護師転職支援サイトを利用する際は、
必ず、自分を担当してくれているコンサルタントが、仕事の出来る人間なのかどうかを見極めることをお勧めします。

出来るコンサルタントはココが違う！

①自分の話をしっかりと聞いてくれる

あなたの話に対して真剣に耳を傾けてくれるかどうか。
ここは非常に重要なポイントです。

看護師支援サイトの内情を少し説明しますと
彼らはコンサルタントという名前ではありますが、営業職です。

サイト登録者に求人案件を勧めて
病院側に人材を送り込むことが彼らの成績につながるのです。

その為、中には、こちらの話を聞いてくれずに
自分の成績のことばかりを考えて
求人案件をひたすら紹介してくるようなコンサルタントもいます。

こういったコンサルタントになってくると、
あなたの希望が聞き入れられない可能性が非常に高いので
話をしていてあなたの話を聞いてくれなかったり
自分の意見を優先させるような素振りがあれば
その人は「仕事が出来ない」と判断して良いでしょう。

逆に、まずはあなたの転職希望条件をしっかりと聞いてくれて
それに適した求人案件を紹介してくれるようであれば
その人は仕事が出来るコンサルタントと思って問題ありません。

②看護師業界のことを良く分かっている

看護師転職支援サイトは、看護師の求人に特化したサイトです。

その為、コンサルタントも
看護師業界の内情や、看護師の仕事というものを理解していなければいけません。

本来は、理解していて当然なのですが、
中には、コンサルタントとしての経験が浅く
内情をしっかりと把握していないような人もいます。

このようなコンサルタントが担当になってしまうと大変！
なぜなら、あなたの要望が正しく伝わらないからです。

その為、話をしても相手に伝わらず、とんちんかんな求人の提案がされたりと、
転職のスピードダウンに繋がってしまう恐れがあります。

ですので、最初の顔合わせの時点で
相手が看護師業界のことをどれだけ理解しているのか
そして、今のコンサルタントの仕事に携わって
どれくらいの経験があるのかを見極めるほうが良いでしょう。

③連絡がマメ！これが意外と重要！

コンサルタントとして、いえ、社会人として連絡というのは常識です。

でも、この連絡をしっかりとマメに出来るコンサルタントは意外に少ないものです。

相手にとっても、あなた一人がお客様であれば、確実に連絡も出来るのでしょうが
他の方の担当もしているので、何かと忙しい日々を送っています。

よって、時には忙しくてあなたへの連絡が遅くなってしまうのも無理はないかと思われます。

でも、忙しいからといって連絡が遅くなるというのは
コンサルタントという仕事上、あってはならないことです。

ですので、しっかりとマメに連絡をしてくれる
そのようなコンサルタントこそが優秀と呼べるでしょう。

こちらから電話をして問い合わせしなければ報告をしてこないようなコンサルタントは
仕事が出来ないと考えて構いません。

コンサルタントはチェンジ可能！

では、出来ないコンサルタントに担当された時はどうしたらいいのでしょうか。

そういう時は迷わずチェンジしてもらうようにしましょう。
「コンサルタントのチェンジってできるの？」
と思われたかもしれませんが、これは可能です。

転職支援サイトのサポート担当者に連絡をして
コンサルタントを変えて欲しい明確な理由を伝えれば承諾されます。

仕事の出来ないコンサルタントと付き合っていては
あなたの転職スピードに大きな支障が出ますし
転職したとしても「最高の転職」と呼ぶには程遠い結果になる可能性がありますので
相手に悪いという感情を持たずに、さっさと変えてもらうことをお勧めします。

実録！ありえないコンサルタント！

以前、私も転職支援サイトを利用したことがあるのですが
今思い返しても非常に腹立たしいコンサルタントに担当された経験があります。

初めて転職支援サイトを利用するということもあって不安いっぱい。

担当してくれたコンサルタントは愛想こそ良かったですが
どこか私の話を聞いていない感じだったと同時に
顔を合わせるたびに、勧めてくる病院の案件がコロコロと変わっていました。

そんなある日、コンサルタントが
「この病院は非公開求人でとってもお勧めです！」
といって、新しい案件を紹介してくれたのですが
確かに私が希望している希望条件に適しており
私としても、そこの病院で働きたいと思ったので、面接の準備をお願いしました。

その場ですぐに面接を受けることが決定したのですが
一通りの話が終わった後、
コンサルタントの口から予想もしなかった言葉が飛び出しました。

「ここの面接を申し込むので、今ご自身で面接申し込みしている病院全てに、断りの電話をいれてもらっていいですか？」

当時、私は働きながらの転職活動ではなく、無職での転職活動だった為
保険という意味も込めていくつかの病院に面接希望を出していました。

仮に１社受けて落ちてしまったら転職までの期間が伸びてしまうので
これは仕方のないことだと思います。

私の状況を知っているにも関わらず
自社で勧めている案件に面接申し込みをする代わりに
他の病院にキャンセルをしてというのは少しおかしな話ですよね。

100％採用されるというのであれば話は別ですが
面接申込が出来るだけで採用されるかどうかの保証はありません。

一度、その場ではコンサルタントの提案に首を縦に振ったものの
後で冷静になって考えてみると、 コンサルタントの言っていることは
少しおかしい気もしましたし、何より私自身のリスクが高すぎます。

そこで、当日の内にコンサルタントに電話をいれて
やはり先ほどの話はリスクを飲むことが出来ないと伝えて丁寧に断ったのですが
ここでもありえない一言が飛び出したのです。

「○○さん、社会人として一度ウンといった事に対して、責任を持てないのはいかがなものでしょうか。
私も自分の時間を使って病院の連絡などを行っていたわけですが、それが全て無駄になるんですよ？
今後も、職探しをするのであれば、社会人としての自覚を持って人に迷惑をかけない転職活動をお願いします」

今思い返しても本当に腹立たしいです…。
「求職者に仕事を紹介してあげている」
という考えのコンサルタントであれば、
このように、転職希望者に対して上から目線で接してくることもあります。

ここまで酷いコンサルタントは滅多にいないとは思いますが
転職活動中に「この人はちょっと…」と思うような人物に担当された時は
すぐに担当を変えてもらうようにしましょう。

それが、転職成功の条件と言えるのではないかと、私は自身の経験を通して思っています。