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保育園勤務看護師のガチ本音!もうヤダと思った瞬間!

保育園で看護師をするというのは、子供好きな人にとってはとっても素晴らしい現場であることは間違いありません。
毎日、子供の笑顔を見ることが出来て、可愛いお顔や仕草に逆に元気をもらえたりします。

元々、保育園で看護師をしたくてなったわけですから、子供好きなのは当たり前かもしれませんが
病院で働く悩みとはまた違った悩みも当然出てくるわけです。

保育園で働く看護師として、どういう問題が出てくるのか私の体験や聞いた話を元に詳しく説明していきたいと思います。

父兄、とくにお母さん方への対応

ここ数年、「モンスターペアレンツ」という言葉を耳にすることが多いかと思います。
これは、小学校だけでなくもちろん、保育園でも必ず学年に1人や2人居るのが現状です。

では、その一例を紹介しましょう。

ある日、子供が怪我をしました。
その時、いつも通り消毒して、絆創膏を貼って処置をしてその子のお母さんがやってきました。
そして、ケガをした経緯とどういう処置を行ったのかきちんと説明したのですが
お母さんから言われた一言がなぜか
「あなた、しっかり見てたの?」
という言葉でした。

これは、看護師に言われる内容ではないのはお分かりになるかと思います。
看護師は、子供を観察するのは看護師の仕事ではないのでどう考えても理不尽です。

ですので、こう言ったクレームは、本当は保育士である先生に言われるのが筋なのですが
なぜか処置をした看護師である私がその子のお母さんに言われてしまったのです。

こちらが何も言わないことを良いことに、ガミガミずっとクレームを受け続け
「ちょっと、待ってよ。それって私の仕事じゃないんですけど…もう嫌だ!」
と思ったという事がありました。

子供の栄養バランスについて

保育園の子供の中には、身体の強い子も居れば、
弱い子も居て、しょっちゅう風邪をひいてくる子供も居ます。

その中で、あまりに風邪をひいたり、病気をする回数が多い子が居るので
気になって担任の先生に色々聞いてみたところ
お母さんも働いていて忙しいからか、食事をきちんと作ってもらえていないと。
お家の中のご飯はほぼレトルト食品か、冷凍食品、またはコンビニのお弁当が多いと言う子が居ました。

これでは、総カロリーが高いだけで栄養バランスとしては最悪です。
やはり、子供はお母さんの手作りのご飯が一番の栄養になりますので
こういう食生活をしていると、風邪だけでなく
大きくなった時に成人病になる確率も上がりますし
栄養失調になる子も出てきてしまいます。

さらに酷い事態になると
お弁当どころかお菓子とかジュースしか与えられない子供も居ました。
こうなると、ネグレクトや虐待を少し疑ってきたくなってしまいます。

これでは、子供の体が弱くなってしまうのは当然の結果です。
しかし、看護師だからと言って
家族へ栄養指導から病気にならない体作りのススメなどを説いていくわけにはいきません。

私は正義感が他の人より人一倍強い方なのですが
そういう自分の気持ちと園児の親の子供たちへの健康管理の部分で
板挟みになってしまって精神的に辛くなってしまいました。

大好きな子供たちに囲まれた職場で勤務できるというのは大きなメリットではありますが
それだけではなく
育児現場の現状を目の当たりにするというデメリットもあるので
保育園で働きたい場合は事前に心の準備をしておくことをお勧めします。

それでも子供好きな人にとっては・・・

以上、2つの例を挙げましたが、これはあくまでも一部です。

本当に病気で苦しんでいる子供の表情を見るのはつらいですし
なんとかしてあげたくてもなんとかできないこともたくさんあるのが現状です。

「子供は天使」
と言われているように、子供の笑顔はキラキラしていて
いろいろ悩んでいる時は本当に子供の笑顔に助けられる事もあります。

価値観はもちろん、人それぞれですが
あまりにもひどい父兄の対応を見ると少し気持ちがげんなりしてしまうことがあります。

しかし、悪い事以上に楽しい事もいっぱいあるので
子供が大好きな人にとっては保育園への転職は天職と言えるでしょう。

あなたが、病院勤務では実感することの出来ない
やりがいや充実感を得たいと考えているのであれば
病院から保育園に活躍の場を変えてみるのも良いかもしれませんね。

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